次はハードとEXハードの比較です。
続いて、ハードスプリング(青)
自由長26mm 線径1.5mm 巻き数6.25
測定値です。
次はエクストラハードスプリング(白)
自由長26mm 線径1.5mm 巻き数5.5
測定値です。
ハードスプリングとEXハードスプリングの比較んもグラフです。
巻き数が0.75差あるので、荷重移動量も増加してますね。
スプリングと荷重移動量の関係
代表的なタミヤさんのスプリングを使って荷重移動量を測ってみたいと思います。
まずは、オンロードハードSPセットのソフトスプリング(赤)から
自由長26mm 線径1.5mm 巻き数7.5
測定値です。
次はミデイアムスプリング(黄)
自由長26mm 線径1.5mm 巻き数7.0
測定値です。
グラフにして比べてみます。
こんな感じです。
巻き数が0.5だけの違いなのですが、かなり変わりますね?
ダンパー取付角度と荷重移動の結果!
ダンパーの立っている状態と寝かした状態の測定が終わったので、
比べてみましょう。
まずは測定値比較です。
この測定値をもとにグラフにすると!
測定結果
①イメージどうり!
やっぱり、立てたらサスペンションは固くなり荷重移動量は多く、
ダンパーを寝かすとサスペンションは柔らかくなり荷重移動量は
少なくなりました。この測定でダンパーの角度20度ぐらいの変更で
20パーセントぐらいロール時の荷重移動量が増えることが分かったので、
上の支点が4個あるこの車は1個動かせば約5パーセントぐらいロール剛性が
上がることが分かったので、セッテイングの目安にはなります。
②イメージと少し違う!
ダンパーをレイダウン(寝かして取り付ける)したら、
ロールが増えるごとに移動量が増していく(プログレッシブな特性)が
出てくるだろう思っていましたが、意外に一定な増加量でびっくりしました。
③気が付いた事!
測定中に気がつたことに、ダンパーを寝かしてサスペンションが柔らかく
なってしまったエネルギーは何処に行ってしまうのか?
それはロワーアームを外側に広げる力に代わっていたのです、
レイダウンにダンパーを取り付けすると、車にどんな影響があるかは
まだはっきりしたことは言えませんが、アームは外側に常に突っ張っている
ため初期のレスポンスが良さそうに思います。
次は本番のスプリングの変更と荷重移動量を測定したいと思います。
少しの間、地味で面白くない人には面白くない内容が続きますが、
私のように走らせている時も好きですが、前日に走らせていないのに
イメージセッテイング変更を繰り返すような人は楽しめると
思います。
次はダンパーを一番寝かしたで測定!
今度はダンパーを一番寝かした状態(英語でかっこよく言ったらレイダウン)
で測定します。
測定値はこんな感じです。
まあま予想どうりの結果か?
グラフにしてみます。
次回比べてみたいと思います。
予想どうりの結果と以外な結果が混在してます。
最初は軽く、ダンパーの角度と荷重移動で始めますか!
実車ではあまりダンパーの角度を変更できる車は少なく、単車ではレイダウンと
いってリヤのダンパーの角度を変えるとかありますが、
ラジコンの場合は上、下ともにダンパーの取り付け穴がたくさん開いていて、
角度は自由に変えれることが多く、立てたら固く、寝かすと柔らかくなる、
と大体の感じは分かっていますが、まずはこの感じを数字で見てみたく
これで実験のスタートとしてみます。
ダンパーを一番立てた角度で測りたいと思います。
ロワーアームは外側固定で上側を一番外に取り付けています。
測定結果です。
なかなかばらつきが多いため4回測定して平均でデーターとします。
静止状態が大体片輪340gぐらいなので、感じですがロール角1.8度で
一輪に掛かっている荷重の半分ぐらいが移動いています。
グラフにしてみるとこんな感じかな?
こんな感じで測定してます。
このような感じで測定しています。
測定値が安定しないため、同じようなことを何回もやって、
測定しています。
ロールの少ない時、0.2度とか0.4度の測定値がばらつきが大きく
そこを安定して数字が出るようにするのが今の所の課題ですな!
荷重移動測定機は簡単な構造です。
測定したい左右輪を荷重計に載せて移動量を測定します。
非測定輪をロールする傾斜台に乗せる
車体に取り付けた傾斜ゲージでロール角を決めて、その時の荷重移動量をそくていします。
これがなかなか誤差が大きくて測定値を安定させるのが課題です。